間取りデザインで選ぶ注文住宅のハウスメーカー

注文住宅は間取りの自由度が高く、大変人気があります。人気の高い間取りは、開放感がある、LDKの脇に和室のコーナーがある、対面式のキッチンでパントリーが設置されている、ウッドデッキを設けてあるなどがあげられます。
開放感においては、天井が高いと得ることができやすいことから吹き抜けであったり、間仕切りが少なかったりするものに人気があります。大変オープンな空間であるので、部屋の移動もスムーズな他、家族の気配を感じることができ、コミュケーションを高めることができます。さらに間仕切りが少ない場合はドアを開閉することなく移動できるので、生活動線に支障がなく、将来的に車いすでの生活が必要となった場合にも対応することが可能です。
ウッドデッキも人気のあるスペースであり、床の高さをそろえるとリビングとつながるので空間に奥行きが生まれます。このウッドデッキは天然木にすると手入れが大変となるので、人工木が適しており、手間もさほどかかりません。半屋外の空間になるので、様々な使い方ができます。
このように自由度の高いデザインの住宅を展開しているハウスメーカーにスウェーデンハウスや三井ホームがあります。スウェーデンハウスは北欧の生活を意識したつくりになっており、吹き抜けや生活動線に配慮した間取りを作ることができます。もちろん都市型住宅も展開しており、日差しをより取り入れるために開口を大きくした住宅やライフスタイルに合わせて可変できるタイプ、ZEHを取り入れた住宅などもあります。商品ラインナップは変化に富んでいるので、その地域に合わせたものや年齢に応じたものなど自由に選択することが可能です。
三井ホームはスキップフロアやスカイラナイがあるタイプの他に、基本プランがないニューグランフリーと呼ばれるものがあります。ニューグランフリーは設計士とともに考えていく住宅であり、世界でたった一つの家となります。スキップフロアは近年注目されているものであり、1階と2階部分にワンクッション置くことで家族間のつながりとともにプライバシーも程よく保たれ、長く住むのに適している間取りです。スカイラナイはリビングとバルコニーがつながっているため、開放感があるのですが、外からの視線を自然と遮ることができるのでプライバシーを保つことができます。また勾配天井を取り入れているのでたとえ狭い空間であっても開放感を得ることが可能です。
間取りは自分が納得いくものにすることが大切であり、プライバシーとコミュケーションの2つがバランスよくなっているものが適しています。自由度が高くデザイン性に優れているハウスメーカーを選択し、十分に話し合いをしながら進めていくと後悔はありません。
