ハウスメーカーの安さは坪単価だけで決めてはいけない

建築費

マイホームを建てる場合坪単価が気になり、より坪単価の低いところに注目が集まることが多いです。坪単価は一坪あたりの建築費を指しており、一般的には建物本体の価格を延床面積で割ることで出てきます。この坪単価に必要な延床面積の算出方法は建築基準法によって定められている方法です。
同じような言葉に施工床面積というものがあり、施工床面積や法律によって定まっているわけでも、建築業界で共通のルールがあるわけでもなく、それぞれの業者によって異なっています。そのため施工する部分を床面積に入れてしまうと必然的に坪単価に換算すると安くなり、お得なハウスメーカーだと思ってしまう可能性があります。

一般的に延床面積に含まれない部分は玄関や押し入れ、テラスやクローゼットなどがあります。ロフト部分は法規によって居室と認められていないので、部屋のような感じがしますが延床面積には入りません。ですが施工床面積は玄関や押し入れなど、延床面積に含まれていない部分も面積になってしまうので、注意しなくてはなりません。なお、諸経費や追加費用などは坪単価には含まれておらず、設計費も別に発生します。設計費は意外と高く総工事費の約5%から15%に設定していることが多いため、実際に支払う金額は単純に坪単価に実際の建物の面積をかけた以上に高くなることがほとんどです。

大手ハウスメーカーの場合、ローコスト住宅を展開しているところと高性能を重視して展開しているところとがあります。ローコスト住宅の場合は坪単価30万から50万程度が一般的であり、性能を重視しているところでは70万円ほどとなります。キッチンやトイレなどの標準設備においてグレードが高くなることから単価自体も上がっており、自由に設計できるため必要となる材料が違うことも影響して高くなる傾向があります。建物本体の品質内容はローコストであっても一般的な建築方法であっても差はあまりありませんが、標準設備のグレードが異なっていることが多いです。

坪単価においては安く提示するハウスメーカーもあり、一見すると他のところよりも安いと感じることがありますが、実際には追加費用が多くかかることがあり、外構工事も別途かかることがあります。見積書を見る場合は、坪単価の計算が延床面積で出しているのか、施工床面積で出しているのかをしっかりと確認することが大切であり、単に安いだけでハウスメーカーを選ばないようにすることが大切です。

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