テレワーク

感染症対策がきっかけとなってテレワークが推奨されるようになりました。このテレワークは会社に出社しないで自宅等で仕事をすることを指しており、多くの人が自宅のリビングで仕事を行っています。ですが、小さな子どもがいる場合、子どももまた家にいることが多いため邪魔されてしまい、リビングでの仕事ははかどらないことが多く、様々なことによって中断されてしまうこともあります。そのため新たに家を作る場合は、今度テレワークの予定がなくても部屋の配置など間取りもしっかりと考えなくてはなりません。

自分の考えた間取りにするには自由設計ができるハウスメーカーに建築を依頼します。一般的に大手のハウスメーカーでは自由設計できるプランがありますが、中にはすでに規格が決められていることもあり、注意しなくてはなりません。特に高気密高断熱住宅は窓が小さく箱型の家を組み合わせていることが多いのでどのような工法なのか、自由設計ができるのかを把握します。

おうち時間を大人も子どもも楽しむにはリビングやキッチン、子どもの遊び場を工夫します。トレンドは書斎を作ることであり、書斎が一つあると会社から突然言われるテレワークにも対応することができます。リビングに書斎を作っても良いですがリビングは家族が集まる場所であるので、別に設けると良いです。設ける場所は2階など寝室とつながっている部分や階段の踊り場、リビングに近い部分が良く、どの程度家にいる時間が長いのかを予測して作ると失敗することはありません。
なお階段の踊り場部分に作る場合は、家族全員が使用できるようにしておくと、便利であり、子どもも喜びます。

キッチンにいる時間が長い人の場合は、キッチンにこだわりを持ち自分好みに設計をしていくようにします。キッチン部分において最も必要となるのは、食品の在庫を置いておくパントリーであり、パントリーが一つでもあると家をすっきりと見せることができます。あとから棚を購入し、配置することもできますが、家を建てる際に造っておくと一体感が生まれ、違和感を覚えません。キッチンの収納は多くあっても困ることはないので、多めに作っておくと良いです。

おうち時間を楽しむには、家族が集まるエリアと個人個人が楽しむエリアを作ることが大切です。自由設計においては自分なりのこだわりを取り入れたり、工夫したりすることができるので、ハウスメーカーと相談をし、楽しめる空間を作っていくようにします。